インド、チェンナイ在住のIllayaram Sekarさんが、水中で6個のルービックキューブを解いて、ギネス世界記録「水中で解いたルービックキューブの最多数｜most Rubik’s Cubes solved underwater」を更新しました。
Illayaramさんは息継ぎをせず、2分17秒の間水中に潜り続け、前記録の5回を塗り替えることに成功したのです。
成功の秘けつはヨガの呼吸法である「プラーナーヤーマ」の活用。この記録のために2年間もの練習を積み重ねましたが、実は今まで水泳を習ったことはないのだとか！
記録挑戦は、透明な容器の中で、ルービックキューブの具合が全てカメラで撮影できる状態で行われました。
Illayaramさんは挑戦後「この挑戦は私のキャリアの中で大きなターニングポイントとなりました。私はより強くなったし、もっと記録に挑戦する準備も整った」と語りました。水中で行う挑戦は最も難易度が高いと判断したそうで、あえてこの記録を最初に挑戦したとか。
ルービックキューブについては、2013年のころから始めたそうで、現在ではチェンナイでルービックキューブの解き方を教えているそうです。
Illayaramさんは、既に次に挑戦したい記録に目星は付いていて、それは「一輪車に乗って解いたルービックキューブの最多数｜most Rubik’s cubes solved whilst on a unicycle」。一輪車の練習は既に始めているようで、2021年には、アメリカのCaleb McEvoyさんが達成した250回の記録を超えようと考えているそうです。
さらに、「水中で解いたピラミンクスの最多数｜most Pyraminx (Rubik's cubes) solved underwater」（現在の記録：9個）にも挑戦したいと語っています。
