ニューポート・カウンティのゴールキーパー、トム・キング選手が、2021年1月19日に行われた対チェルトナム・タウンFC戦でゴールを決め、引き分けに貢献しました。ただ、そのゴールはただものではなかったのです。
なんとキング選手のシュートは「ゴールキック」。つまり、自身が守るゴールエリアから96.01 m離れた相手陣のネットを、驚異的なキックで揺らしたのです。
そしてこのゴールは、ギネス世界記録「サッカー公式戦における最も距離の長いシュート|longest goal scored in a competitive football (soccer) match」を更新しました。
𝙆𝙞𝙣𝙜 of the castle👑 #OneClubOneCountypic.twitter.com/LJA2I2Bo0X
— Newport County AFC (@NewportCounty) January 19, 2021
ちなみにこの記録が以前更新されたのは7年も前のこと。それは2013年11月2日、イギリスのプレミアリーグでストーク・シティFC対サウサンプトンFC戦で起きました。当時ストーク・シティFCのGKだったボスニア出身のGK、アスミル・ベゴヴィッチ選手が、試合開始わずか13秒で、91.9 mのゴールを決めたのです。
今回記録を更新したキング選手は2019年からニューポート・カウンティに所属して以来、チームに大きく貢献し続けていて、チームお気に入りのキーパーとしての地位を固めています。
今回の記録的なゴールによって、ニューポート・カウンティのリーグ2における順位は2位にあがった。
マイケル・フリン監督率いるニューポート・カウンティは快挙を続けている。例えば2019年1月、FAカップではプレミアリーグの強豪、レスター・シティFCとの試合に勝利。また、今シーズンのEFLカップにおいては、より高いディビジョンにいるワトフォードFCに3-1で勝利を収めています。