プエルトリコのエミリオ・フロレス・マルケスさんが、ギネス世界記録「存命中の最高齢男性｜oldest person living (male)」に認定されました。2021年6月30日現在、エミリオさんの年齢は112歳326日です。
エミリオさんは1908年8月8日、アルベルトさんとマルガリータ夫妻の次男として生まれました。やがてマルケス家は11人兄弟の大所帯となります。
@guinnessworldrecords Oldest person living (male): 112 years and 326 days - Emilio Flores Marquez 🇵🇷
♬ original sound - Guinness World Records
若い頃からサトウキビ畑の仕事を手伝い、肥料をあげたりサトウキビをワゴンにのせる作業などを行いました。そして次男として家事を行ったり、兄弟の面倒を見たりもしました。
私が長男でしたから、全てをやりました。子どもたちをきれいにしたりするのもね。
その後、エミリオさんは農業に従事し、家族を支えていきました。
そしてエミリオさんはアンドレア・ペレスさんと結婚し、4人の子どもを授かりました。その後2人の子どもは他界してしまいましたが、エミリオさんは、アンドレアさんがなくなる2010年までの75年間、共にに過ごしました。そして現在は5人の孫と5人のひ孫がいます。リオ・ピエドラスの住居で、2人の子どもが彼のことを面倒見てくれているそう。
エミリオさんによると、幸せに生きるためにはたくさんの愛情と、怒りのない生き方をすることだと言います。
私の父は愛情をこめて私を育て、全ての人を愛していました。彼は子どもに良いことをすること、全てを分け合うことを伝えました。何より私にはキリストがいるのです
ギネス世界記録の公式認定証を自宅で受け取ったエミリオさん。彼の家族も今回の認定に感激しているそうです。
「存命中の最高齢｜Oldest person living」および「存命中の最高齢の女性｜Oldest person living (female)」は、福岡にお住いの田中カ子（たなか・かね）さん（1903年1月2日生まれ）が所持しています。
