Flossie looking and sleeping split image

イギリスに住む猫、フロッシーが、ギネス世界記録「存命中最高齢の猫|oldest living cat」に認定されました。

記録は26歳329日。人間でいうとおよそ120歳に相当するとか!視力は低く耳も聞こえないそうですが、それ以外は年齢を感じさせないほど元気だそうです。 

Flossie getting pets

オーナーのビッキーさんによると、目や耳が不自由でも好奇心旺盛で、新しい環境にもすぐ慣れることができるそう。フロッシーはビッキーさんのそばで、大好きな黄色いブランケットと一緒に寝っ転がるのが大好き。おいしい食事を出せば、それを拒否することもないといいます。

1995年12月、フロッシーさんはイギリスのマージーサイド病院の近くに住む野良猫でした。かわいそうに思った病院の職員が、フロッシーを受け入れることにしました。しかしそれから10年後、その病院職員は亡くなってしまいます。その後、新たなオーナーが見つかりますが、その方も14年後に亡くなってしまいました。

一時期は亡くなったオーナーの息子がフロッシーを受け入れましたが、フロッシーのニーズをかなえることができず、3年で泣く泣く手放すことに。

Flossie with eyes open looking at owner

そのため2022年にまたホームレスになってしまったフロッシー。年を取った猫を受け入れたいと思うオーナーは少ないため、猫福祉チャリティー Cats Protection で余生を過ごすかもしれませんでした。

でも、フロッシーは幸運にもビッキーさんと出会ったのです。

Flossie on the blanket

Flossie being caressed by owner

フロッシーがビッキーさんの家に来た当初は、新しい環境に混乱していたそうですが、今ではビッキーさんと一緒にゆっくり夜を過ごしているそうです。

Flossie close up

ビッキーさんは、まさかフロッシーがギネス世界記録保持者になるとは思っていなかったそうです。

「フロッシーは特別な猫だとは思っていましたが、まさか世界記録保持者になるとは想像できませんでした」 

Flossie sleeping

ビッキーさんは、フロッシーのストーリーをきっかけに、シニア猫を受け入れる人が増えることを願っているといいます。

Flossie asleep on her owner's legs