

アメリカ、フロリダ州で、ギネス世界記録「存命中の最高齢の犬|oldest dog living」が更新されました。
認定されたのはチワワのトビーキースくん。認定された2022年3月16日時の年齢は21歳66日でした。
オーナーのギーゼラ・ショアさんは、トビーキースくんが生後数か月の頃に動物シェルターから里親になって以来、ずっと一緒に暮らしてきました。
「動物レスキューのボランティアをやっていた頃、(面倒見切れなくなったため)子犬を引き渡そうと考えているご高齢の夫婦がいることを知りました」と、ギーゼラさんは振り返ります。ギーゼラさんはその夫婦に会い、小さなチワワと対面しました。夫婦はそのわんこを「ピーナッツバター」と名付けましたが、ギーゼラさんは後に「トビーキース」に改名しました。
こうして始まったトビーキースくんとギーゼラさんの関係。それから20年以上のときが経ちました。
ギーゼラさんは、トビーキースくんが20歳になったとき、ギネス世界記録に認定されるのではないかと考え始めたそうです。
20歳になってからの周りのリアクションは「ワオ!」でした。家族も友人も、ここまで高齢の犬を知らないと言いました。
記録が正式に認められると、ギーゼラさんの家族と友人はとても喜んだと言います。
トビーキースくんも、認定のお祝いとしてお風呂に入れてもらい、爪を整えてもらい、車に乗せてもらったそうです。
ギーゼラさんとトビーキースさんは、20年以上の関係を通じて深い関係を築いてきました。
トビーキースは私のボディーガードです。いつも私の後を付いてきますし、テレビを観ている間は私の上に乗っています。本当に大好きです!
トビーキースくんは、7歳のアメリカン・ブルドッグ「ルナ」と3歳のチャイニーズ・クレステッド・ドッグ「ララ」、さらには28歳のタイハクオウム「ココ」と32歳のヨウム「コキ」と一緒に暮らしています。
特にオウムのココとは特別な絆があるそうで、ふたりで一緒に歩いている姿をよく見かけるそうです。
世界記録を更新したおじいちゃんわんこは、朝の6時30分頃に起き外の空気を吸ってから、食事をするそう。ちなみに好物は七面鳥のスライスだとか!
その後は散歩をしたり、(ギーゼラさんが在宅勤務しているときは)デスクのそばで寝たりするそうです。
トビーキースくんは心臓の疾患を抱えているそうですが、日常生活に支障をきたすほどではないと言います。チワワの平均寿命は12歳~18歳と言われているので、トビーキースくんはそれを大幅に超えることができています。
この年齢でここまで元気なことに、みんな信じられないようです
ここまで長生きしているのは、遺伝と、良い食事と、愛を感じる家だと、ギーゼラさんは思うそう。
この小っちゃい子がこんな大きなことを達成するなんて感激です!
トビーキースくん、ギネス世界記録達成、おめでとうございます!
ちなみに「史上最高齢の犬|The oldest dog ever」としてギネス世界記録に登録されているのは、オーストラリアに住んでいたオーストラリアン・キャトル・ドッグのブルーイー(29歳5か月)です。