スリランカの男性から世界で最も大きく重い腎臓結石が摘出される
62歳の退役軍人、Canistus Coonghe さんから、2つのギネス世界記録を更新する腎臓結石が摘出されました。
大きさは13.37 cm x 10.55 cm で「最大の腎臓結石|largest kidney stone」を更新。なんと Coonghe さんの腎臓より大きかったのです。
この記録は2004年にインドの男性から摘出されたもの(13 cm)から更新されてきませんでした。
そして Coonghe さんの腎臓結石の重さは 800 g。「最も重い腎臓結石|heaviest kidney stone」を更新したこの結石の重量は、5つの野球ボールに匹敵する重さです。ちなみに前記録はパキスタンの Wazir Muhammad さんの 620 gでした。
Coonghe さんの結石は、スリランカ、コロンボにある陸軍病院で発見されました。
結石で腎臓が詰まった状態でしたが、腎臓は正常に機能していたと医師は説明しています。結石は6月1日に摘出され、Coonghe さんは順調に回復しているそうです。
腎臓結石は、濃度の高い尿が腎臓を通ることによって、尿の一部が結晶化してできるもの。従来は小さな小石程度にしかなりませんが、時々、今回のように巨大化するのだとか。
小さな結石であれば放尿することで自然に排出することができますが、大きくなってくると摘出手術が必要です。