「最高齢のめんどり」亡くなる
ギネス世界記録「最高齢のめんどり|oldest chicken」を保持していたピーナッツが亡くなりました。
彼女はアメリカ、ミシガン州の実家で、クリスマスの日に永眠しました。21歳238日でした。
「ピーナッツは大事な家族のひとりで、今は悲しみに包まれています」と、オーナーのマーシーさんはブログにつづっています。
「21年半前、彼女の卵の殻を取ってあげて以来の仲良しです。鶏としては長い一生であったことは事実ですが、それでも胸が裂けるものです」
@guinnessworldrecords Oldest living chicken 🐔 Peanut - 20 years 304 days 🇺🇸 #chicken#pets#bantam#guinnessworldrecords♬ original sound - Guinness World Records
ピーナッツちゃんは生まれてからはじめの2年はマーシーさんのダイニングルームに置かれたケージの中で暮らしました。大きくなってからは、マーシーさんが飼っていた他の鶏たちと一緒に外で暮らしました。その後多くの卵を産み、ピーナッツちゃんの子孫の多くは、現在でもマーシーと一緒に暮らしています。


しかしピーナッツちゃんの子どもであるミリーちゃんはハロウィンの日に、長年の友だちであったルナちゃんもその数日後に亡くなりました。さらにおんどりの友だち、ベニーも感謝祭に亡くなってしまいました。
「きっとピーナッツは、友だちがいなくなってしまったことを悔やんでいたんだと思います。そしていよいよ彼女も力尽きてしまったのでしょう」とマーシーは書きました。


2023年12月23日、マーシーさんはピーナッツちゃんを抱きながら夜を過ごしました。クリスマスイブには、ピーナッツちゃんをブランケットにくるんで、ベッドに連れていきました。
「ピーナッツは今までのように、頭を私の肩にのせていました。そしてクリスマスの朝、彼女の首がゆっくり私の方へもたれかかったのを感じました。その瞬間、ピーナッツは眠るようにこの世を去ったことを悟りました。その最後のひと時は、彼女からの最後の贈り物だったんだと思います」
