グレート・デンのケビンくん 存命中最も大きな犬に認定
グレート・デンのケビンくんが、体高0.97 mでギネス世界記録「存命中で最も背の高い犬(オス)|tallest living male dog」に認定されました。
体高は0.97 m。これは3歳の平均身長に近い高さです。ちなみに一般的なグレート・デンの体高は0.76 mです。
前記録保持者のゼウスくんは2023年、3歳で他界してしまいました。
ケビンくんはアメリカ、アイオワ州で、オーナーのトレイシー&ロジャー・ウルフ夫妻と暮らしています。ウルフ家には3頭の犬、4匹の猫、ニワトリ、ヤギ、馬も住んでいます。
普段はソファーでゴロゴロするのが大好きなケビンくん。自分のお気に入りスポットが誰かに取られていたら、トレイシーさんに不満をうったえるとか。

抱っこされるのが大好きですが、かなりの怖がり。掃除機には近寄らないし、今回のギネス世界記録の審査では、メジャーに怯えてしまい、少し測定が難航したそう。

そしてケビンくんが初めてトレーニング教室に参加したときは、怖すぎてうんちをしてしまったとか!
動物病院で働くトレイシーさんによると、ケビンくんは「大きな赤ちゃん」で、自分の大きさに気付いてないことが多いと言います。
「いつも小さなベッドに無理くり入って私たちの上に寝っ転がろうとするのです。まるで自分が小さな犬かのように」

リラックスの方法には特別なこだわりがあると、トレイシーさんは言います。
「座るのが好きではなく、立ったり寝たりするのが好きです。多分脚が長すぎるのでしょう」

トレイシーさんの家族は、前に飼っていたグレート・デンのコーラちゃんを亡くして、ケビンくんを迎え入れました。コーラちゃんを亡くしたばかりでしたが、子どもにとって子犬がいるのはいいことだと考えたそう。
ちなみにケビンくんの名前は、映画『ホーム・アローン』の主人公の名前から来ているとか!

ケビンくんは1日に6~10カップのドッグフードを食べます。なまけものの性格ですが、スリムな体型を保っています。
寝ることと同じくらい好きなのが、人。人が大好きすぎて愛情表現が過剰なので、彼をなでるときには元気すぎるしっぽに注意するべきだとか。

一方で、食への執着が強いケビンくん。キッチンのカウンターから食べ物を取ってしまうこともあります。

トレイシーさんは、ケビンくんのギネス世界記録達成は、家族にとってとても喜ばしい話だと言います。
「彼が子犬だったとき、どんどん成長するので、いつまで大きくなるんだろうと思っていました。今まで見た犬で一番大きいですが、それが正式に認められたのはエキサイティングですね」
