世界最高齢女性の糸岡富子さんが死去
ギネス世界記録「存命中最高齢女性|Oldest woman living」および「存命中最高齢の人物|Oldest person living」に認定されている糸岡富子さん(1908年5月23日生まれ)が2024年12月29日に死去しました。
糸岡さんは大阪で生まれ育ちました。小学校卒業後は女子高に進学し、バレーボールに打ち込んだそう。
20歳で結婚し、4人の子供(娘2人、息子2人)に恵まれました。
戦時中、糸岡さんは夫が経営する繊維工場の事務所の事務管理などを行いました。
1979年に夫が他界した後も、糸岡さんは奈良県で一人暮らしを続けました。趣味のひとつは登山で、二上山は頻繁に登っています。さらに、標高3,000メートルの御嶽山も2度制覇しました。
80代になると西国三十三所観音巡礼を2度完歩し、100歳になっても杖なしで芦屋神社の石段を登りきる事ができたそうです。

糸岡さんが認定された2024年の敬老の日に、入居している兵庫県芦屋市の老人ホームにお伺いし、公式認定証をお渡ししました。