91歳の渡辺芳江さん「最高齢新聞配達員」ギネス世界記録認定

掲載日 令和08年4月7日

福島県伊達市霊山町在住の渡辺芳江さんがギネス世界記録「最高齢の新聞配達員(女性)|oldest newspaper delivery person (female)」に認定されました。

記録達成時の年齢は91歳。4月には92歳になりました。休みは月に一度。これをほぼ休むことなく、30年間続けてきました。

ギネスワールドレコーズは、公式認定証をお渡しする前に、渡辺さんの新聞配達に同行しました。

Oldest newspaper delivery person in front of her home

スタートは朝4時。あたりはまだ暗く、点滅信号がアスファルトを照らしていました。「昔から早起きは苦ではなかった」と言う渡辺さん。元気な足取りで手押し車を押していきます。

元は福島県伊達市保原町に住んでいた渡辺さんは、結婚を機に霊山町に引っ越してきました。

Oldest newspaper delivery person before sunrise

前までは、親戚の医療機関でお手伝いをしていたそうですが、ある一声で、新聞配達員になることになったそう。

「近所の新聞販売店が、配達員がいないからやってくれねかと言ったんだ」

約1.5 kmの配達ルート。霊山の町並みや小国川を眺めることもできます。春が待ち遠しい3月下旬、風も強く、身体が芯から冷える天候でした。つらくないかと渡辺さんに聞くと「中にたくさん着てるから」と力強かった。

Oldest newspaper delivery person on the road

押し車を「杖代わりに使っている」と言う渡辺さん。しかし雪が積もってしまうと、背中に新聞を背負って配達を行うそうです。その場合は一度に全部を背負えないので、2回に分けて配達をするとか。

Oldest newspaper delivery person in mountainous background

ギネス世界記録の認定に「驚いた」と語る渡辺さん。世界一になったことに自覚はないそう。そして記録保持者になったのちも、変わりなく配達を続けるだろうと言います。

「(これからも)変わんないよ(笑)朝起きて配達する--これが私の日課なの」

Oldest newspaper delivery person holding official certificate