おもちゃを作る2つの会社が力を合わせ、とてつもなく長い時間回り続けるこまを作りました。
Fearless Toys (イスラエル)とBreaking Toys Ltd(アメリカ)は、共同開発したこまを27時間9分24秒回し続け、「最も長く回り続ける機械式こま(プロトタイプ)|Longest-running mechanical spinning top (prototype)」に認定されました。いつまでも回り続ける姿を、タイムラプスでご覧ください!
この記録は2018年6月19日、イスラエルのテルアビブで達成されました。使われた6個のこまはLIMBOと呼ばれ、電池で駆動しています。記録達成後、公式認定証がFearless Toysのニムロド・バックさんに手渡されました。
この記録挑戦は、長時間回り続ける電動式こまを商品化するためのファンドレイジングの一環として行われました。このマーケティング・キャンペーンを通じて、Kickstarterで50万ドル(約5700万円)の資金を3週間で集めることができました。
ニムロドさんによると、記録挑戦に使われたこまが長時間回る理由は、サイズがコンパクトであることと、電力消費量が最低限に保たれているからなのだとか。
今回の記録挑戦は27時間を越えたところでこまを意図的に止めて終了となりましたが、ニムロドさんいわく、最大30時間回り続けることも可能なのだそうです。
「私たちの主な目的は、今まで不可能だと思われていたことを実現して、みんなを驚かせることでした。そしてLIMBOを持っていると自分たちもギネス世界記録保持者と思ってもらいたいです。」
記録挑戦は2018年6月18日の17時55分に開始し、翌日の21時4分24秒に終了しました。記録挑戦中は、4時間ごとに証人が現場を訪れ、こまがまだ回っているかを確認しました。
Fearless Toysはタディランバッテリー社と提携をし、電池の提供が行われました。
今回の記録は、TOSY Robotics JSC(ベトナム)が現在保持している「最も長く回り続ける機械式こま|Longest running mechanical spinning top」の24時間35分15秒を3時間越えています。ただしこちらは商品化されているこまに与えられる記録のため、LIMBOが商品化されたら、また記録に挑戦してほしいですね!