

モーリシャスでギネス世界記録「最も大きなスクランブルエッグ|Largest scrambled eggs」が更新されました!その重さはなんと、2,466 kg。その巨大さは驚きものです。
現地の鶏卵業界大手 Inicia Ltée が、40周年を記念して行ったこの挑戦。数か月の準備期間を経て、バガテル・モールにて調理が行われました。
この記録挑戦のために使われた卵の数は35,000個で、重さは2,070 kg。これだけの重さに耐えられるよう、この記録のために巨大なフライパンも製造されました。
その他の材料はバター430 kg、牛乳246リットル、塩10 kg、こしょう2 kg。できあがったスクランブルエッグの重量は、前回の記録を900 kg 上回りました。
調理には20人のシェフが参加。監督をしたモーリシャスのシェフ協会会長、Mooroogun Coopenは調理の難しさについて語りました。
「この大きさのスクランブルエッグを作るのは非常に大変です。そのため調理器具はただ大きいだけでなく、品質も良くなければいけませんでしたので、フライパンはInox 316(ステンレススチールの一種)で作りました。泡だて器やラックも巨大なものを使用しました。調理自体も長年の経験を上手に活かす必要がありました」
ギネス世界記録のガイドラインによると、挑戦でできた料理は全て配布されなければいけません。Inicia Ltée は、「食品を、必要としている人々に」という会社の理念に沿って、8,000食以上のスクランブルエッグは国際的な援助を行っている団体、カリタスを通じて、恵まれないコミュニティに届けられました。
カリタス・モーリシャスの総主事パトリシャ・フェリシテは「Inicia Ltéeとこのプロジェクトに協力できて光栄です。ギネス世界記録の保持者になるのみならず、我々のネットワークにいる8,000人もの人々に食事をおくることができました。」と語りました。