【翼幅20.04メートル】世界最大の「紙飛行機」空へはばたく
イタリアの航空工学部生たちが、ギネス世界記録「最大の紙飛行機|largest paper aircraft」を更新しました。
翼幅20.04 m、全長7 mの飛行機の材料は、紙と接着剤のみ。そんな紙飛行機が飛行機格納庫の全長を飛行したのです。

SNSで人気のあるJakidale を含む、ピサ大学の学生7人が、試験勉強中にこの記録の存在と、2013年にブラウンシュヴァイク工科大学によって達成されていることを知りました。
はじめは遊びで挑戦してみようというアイディアでしたが、壮大なプロジェクトに急展開。助っ人16人が技術面・製造面で加入し、シミュレーションやプロトタイプ製作などを経て、『イカロス』がお披露目となりました。
製作チームは「講義の合間で作った紙飛行機からすべてが始まりました。正しいアプローチをとれば、紙飛行機でさえ立派な工学プロジェクトになると確信していました」と語りました。
「研究とシミュレーション、試行錯誤を続けた数か月。ついに、2013年以来破られなかった記録を超えることができました」

シミュレーションを経て最初に作ったプロトタイプの名前はプロメテウス。紙飛行機の構造部に必要な要素を確認しました。
2機目のプロトタイプ、ダイダロスは、記録を達成するために使用可能な材料のみで作成されました。結果はまずまずでしたが、その後に製作したプロトタイプは滑空することができるようになりました。
そしてついに完成したイカロス。重量28.5 kgの紙飛行機は、学生たちの技術の結晶そのものでした。
6月25日、イカロスは欧州イノベーション・技術機構(EIT)のイベントで、多くの観客の前で披露されました。

紙飛行機を飛ばすチーム代表者が、両手でしっかりつかみ、「発射台」を駆け抜けました。そしてその終点で紙飛行機を放ちました。

まるで普通の紙飛行機のように格納庫を滑空したイカロス。望んでいた通りの結果となり、プロジェクトチームは喜びの歓声をあげながら、着陸したイカロスの方へ駆け寄りました。

認定証の贈呈式の際、ギネスワールドレコーズの公式認定員は「大きなことを達成するには、多大な努力が必要で、今回もまさにそれが必要でした」と語りました。

「イカロスが空中を舞う姿は感動的でした。彼らは記録に載るにふさわしいことを成し遂げたのです」

Jakidaleさんはじめ、フィリッポ・デ・パオリさん、ロレンツォ・チョーリさん、エマヌエーレ・カンピノーティさん、マヌエル・サントーロさん、ジョヴァンニ・キアレッリさん、ルカ・モーニさん、アンドレア・チプリアーノさん、マルティーナ・カッチョッティさん、グレタ・フェッランテさん、ジャンマリア・フェッランテさん、ヤコポ・サルディさん、ダリオ・ニスタさん、ダニエレ・ルスコーニ・ブラガさん、ダリオ・デル・カルロさん、ガブリエーレ・フレディアーニさん、記録達成、本当におめでとうございます!!!
