
2代目となる現社長が継ぐ直前、会社は赤字状態に陥っていた。しかし、先代が最期の最期で思い出した「フィナンシェの底力」によって、会社は息を吹き返すことになったのだ。
フィナンシェ、味の試行錯誤
同社の礎を築いたフィナンシェで再び勝負しようと腹をくくった蟻田社長は、父が創業したシュゼットを2011年に引き継ぐなか、フィナンシェづくりの大改革に着手した。
北海道産・根釧地区のオリジナル発酵バター、芳醇な香りのするマルコナ種、フリッツ種からなる2種類のアーモンドなど、すべての材料を徹底的に追求し、どこも真似できない味をつくりだしたのだ。
  
          
        
      
	



