
あなたの町にも
世界一がきっとある。
ギネス世界記録への挑戦が
地域をひとつにする。
コロナ禍により、私たちの暮らしは大きく変わりました。人と人とが自由に会う機会が減り、ひとつの場所にたくさんの人が集まる機会も少なくなり、同じ地域に住む人たちが以前のように「つながり」を感じにくい状況は、しばらく続くかもしれません。
「地域を元気にしたい」「世代を超えて住民同士の絆を強くしたい」「町の魅力を多くの人に知ってほしい」。ギネス世界記録では、世界記録への挑戦を通じて、こうした地域の思いを応援しています。その方法は決してリアルイベントだけに限りません。「密」になることのない方法で、記録に挑戦された自治体も数多くいらっしゃいます。なぜそこまでして世界記録に挑戦するのか?
ギネス世界記録への挑戦は、住民同士の強いつながりを生み出す機会となるからです。共通の目的をみんなで目指す。同じ感動を共有する。こうした体験が、町おこしや地域活性化に大切だということを、むしろコロナ禍によって強く認識された方も多いようです。ギネス世界記録への挑戦は、共通体験を生み出し、離れ離れになっていた住民の心をひとつにするとともに、世界中にアピールできる町の観光資源や財産を生み出す可能性につなぐことができる特別なイベントなのです。
あなたの地元には
どんな「色」がありますか?
どの町にも、自慢できるものがあるはずです。農産物や工芸品などの特産品や名物、観光名所、お祭りなどの行事、建物などなど。その自慢をわかりやすく世界中に発信できるのが、ギネス世界記録です。
たとえば、「お米」が特産品の地域の場合。最も大きなおにぎりをつくる、最も高額なお弁当をつくる、最も多くの人数で同時にオンラインでおにぎりをつくる、最も長い海苔巻きをつくるなど、アイデアしだいでユニークな企画が生まれます。もちろんギネス世界記録の厳正な審査や記録の有効性などのハードルはありますが、それを住民みんなで乗り越えた時の達成感、感動、一体感はひとしおです。
特産品
名物
観光名所
行事
建物
地域の「特色」とは、その地域ならではの特別な色です。あなたの地域の「色」を地域住民みんなで共有することで、地域がもっと好きになり、郷土愛を高めることで地域の活性化にもつながります。また、記録をウェブサイトや特産品などでアピールすることで、観光客の増加や地域のブランディングに結びつけることもできるため、地域貢献やPR効果を自然発生的に広げていくこともできます。地域の新しい色が世界中の人を惹きつけるきっかけとなるのです。まずは何をテーマにするかを考えるところからはじめてみてはいかがでしょうか。
では、みなさんがどんなギネス世界記録に
挑戦されたのかを見ていきましょう。
集まれない今だから、オンラインで挑戦。
雪の魅力を伝える世界記録。
雪合戦の最大のオンラインビデオチェーン
記録:326人
美しい雪景色が広がる、北海道美唄市(びばいし)。コロナ禍の影響により、多くのイベントや行事で家族や友達との時間が失われた今、その距離を縮め、一生の思い出を作りたいという思いで挑戦を行いました。実は美唄市では、毎年リアルでのイベントを開催していましたが、今回はコロナ禍でも可能なオンラインビデオチェーンの記録に挑戦。LINEで投稿してもらった雪合戦の様子をつなぐことで、世界最大の雪合戦のオンラインビデオチェーンを作り上げました。
実際に集まれなくても、多くの方から直接メッセージを集めることができたため、今までとはひと味ちがう企画となりました。子供たちにとっても冬になるたびに思い出せる特別な体験になったようです。
<ケーススタディ>
美唄観光物産協会様[雪合戦の最大のオンラインビデオチェーン]詳細
感染防止対策を乗り越えて。
夜空への思いを描いた世界記録。
折り紙でつくった星の最多展示数
記録:44,136個
満天の星空が多くの人々を魅了する、長野県阿智村。コロナの早期終息と日本一の星空がいつまでも輝き続けることを願い、多くの人が離れていても参加することができる企画として、「折り紙で作った星の最多展示数」にチャレンジしました。
阿智村は2019年にも「同時に天体観測を行った最多人数:2,640人」でギネス世界記録に認定されています。今回は2回目のチャレンジ。しかもコロナ禍での挑戦ということで、主催者がアイデアを出し合い、折り紙での挑戦となりました。当日は感染症対策も万全に行い、参加人数を限定して行われました。
その努力の甲斐あって、44,136個の星で埋め尽くされた美しいディスプレイが完成。ローカル番組でも放映され、PR効果にも大きく貢献しました。
<ケーススタディ>
長野県阿智村様[折り紙でつくった星の最多展示数]詳細
同じ場所、同じ時間、同じ思い。
ここでしかできない世界記録。
1分間に自転車をこいで発電した最大電力量
記録:16,826ジュール
映画や小説の舞台として有名な広島県尾道は、サイクリストの聖地 “しまなみ海道”の入口としても知られています。そんな尾道で開催された「サイクリングしまなみ2018」というイベントで、「1分間に自転車をこいで発電した最大電力量」や「30秒間に自転車のタイヤを人に投げ入れた最多個数」など、サイクリングにまつわるギネス世界記録のチャレンジが行われました。当日は、このほかにも「30秒間に最も多く目隠しをしてキャッチしたレモンの数」や「折り紙で作った魚の最多展示数」など、地元の子供たちが参加できる世界記録にも挑戦。しまなみ海道・尾道の観光PRとともに、住民どうしの絆を強め、楽しみながら地域がひとつになれるイベントとなりました。
<ケーススタディ>
せとうちパレットプロジェクトJR西日本様[1分間に自転車をこいで発電した最大電力量]詳細
郷土愛が、郷土をひとつにする。
町おこしや地域活性化のためにギネス世界記録に挑戦した例は、ほかにもたくさんあります。
学校を卒業する子供たちの思い出に「1時間に植えた花の球根の最多数」を達成した、鹿児島県沖永良部島の和泊町。伝統的な祭りを題材に「最大の傘踊り」を達成した、鳥取県鳥取市。日本一から世界一へという思いをこめて「最大の田んぼアート」を達成した埼玉県行田市。芋煮会の食文化を生かして「8時間で最も多く提供されたスープ」を達成した山形県。
いずれも、その地域ならではの特色をテーマにしたものばかりです。中には、コロナ禍の影響を最小限にする工夫を試行錯誤して、ギネス世界記録に挑戦した例もあります。
住民の心をひとつにしたい、地域のよさを多くの人に知ってもらいたい。そんな郷土愛が郷土をひとつにする。ギネス世界記録はそれを実現するためのひとつの方法です。さて、あなたの町では、どんなテーマで世界記録に挑戦しますか?
まずは、はじめてみましょう。
誰でも世界記録を申請するのは初めてのこと。
法人・団体のお客さまが、安心して記録に挑戦できるように、
ギネス世界記録のご利用方法やメリット、Q&Aなどをまとめた 「ギネス世界記録スターターキット」をご用意しました。
無料でお配りしていますので、ダウンロードしてみてください。
どんな小さな疑問でも、ご相談ください。
成功事例からヒントを見つけてください。