バービー:最も人気のある人形

バービーの影響力と人気は、おもちゃの中でもダントツです。1959年に発売されたマテル社の象徴的なファッションドールは、「自分らしくあれ!」というメッセージを掲げながら、子どもたちの創造力を刺激してきました。  そんなバービーは、誰一人として置き去りにしません。

国籍: アメリカ

殿堂入り: 2024年

特筆すべき記録:

  • 競売で最も高額で落札されたバービー人形|Most expensive Barbie doll sold at auction
  • バービー人形の最大コレクション|Largest collection of Barbie dolls (18,500)

ICONに選ばれた理由...

1959年にルース・ハンドラーによって生み出されて以来、この超有名な人形は世界中の子供たちの想像力をかき立ててきました。  

バービーの元々の名前は、ハンドラーの娘にちなんだ、「バーバラ・ミリセント・ロバーツ」。宇宙飛行士、大統領、姉妹、そしてデザイナーたち(1985年にオスカー・デ・ラ・レンタが最初)からのミューズとして、様々な役割を果たしてきました。そんな彼女は、まさにアイコン的女性。バービーは数えきれないほどのアクセサリーを持ち、自分のドリームヴィラに住み、代名詞であるピンクの車で世界を駆け巡ります。  

そんなバービーは「最大のバービー人形コレクション|largest collection of Barbie dolls」(2005年からバービー人形の最大コレクションを保持しているのはベティーナ・ドルフマンさん)を生み出したり、ポップカルチャーの伝説となったり、先時代的な固定観念に挑戦したりと、確実にその地位を築き上げてきました。バービーは名声と記録のために、休みなく働いています!  

最近では、グレタ・ガーウィグ監督の映画『バービー』(2023年)が、新たな記録を打ち立てました。

バービー役のマーゴット・ロビーとケン役のライアン・ゴズリングが主演し、女性監督が手掛けた映画としては、「北米におけるオープニング週末興行収入の最高額|highest-grossing female-directed film at the domestic box office (opening weekend)」を記録しました。公開初日に、なんと1億6202万2044ドルという、驚異的な売上を達成したのです。

バービー人形

バービーは常に、女性には選択肢があるという事実を象徴してきました

— バービーの生みの親、ルース・ハンドラー

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