デイヴィッド・アギュイラー:実在するトニー・スターク

18歳の時、デイヴィッド・アギュイラーさんは、「史上初の実用可能なLEGO®で出来た義手|first functional LEGO® prosthetic arm」を組み立て、「現実版トニー・スターク」と呼ばれるようになりました。今では、LEGOブロックを使って、もっと多様性に優しい世界を創ることに力を注いでいます。

国籍: アンドラ

殿堂入り: 2024年

特筆すべき記録:

  • 史上初の実用可能なLEGO製義手|First functional LEGO prosthetic arm

  • 史上初の足で操作するLEGO製義手|First foot-controlled LEGO prosthetic

  • スタイラス付きのLEGO製義手|First LEGO prosthetic arm with a stylus

ICONに選ばれた理由...

LEGOは何十年にもわたり、子どもから大人までの創造性を引き出し、創ることの喜びを世界中に提供してきましたが、アギュイラーさんにとって、LEGOはそれ以上の意味、そして価値を持っています。生まれつき右前腕がない状態で生まれた彼は、9歳の時からLEGOを使って義肢を作る実験をしてきました。アイアンマンのスーツにインスピレーションを受け、発明家である父、フェランさんのサポートも受けながら、2017年にLEGOテクニックのパーツを使用した、実用的な義肢『MK-1モデル』を作りあげました。その後も人々のためにLEGO製の義肢を設計、また製作し続けている彼は、バイオエンジニアとして、『ハンド・ソロ』の名でも知られ、テクノロジーの力で、多くの人々が生きやすい世界を作ることの重要性を訴え続けています。

デイヴィッド・アギュイラーさん

こうやって義肢を作られる機会に恵まれ続ければ、世界中の子どもたちや人々をもっと助けられるだろうと信じています。

- デイヴィッド・アギュイラーさん

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