ウォーリー・ファンク:宇宙に到達した最年長女性

ウォーリー・ファンクさんの物語は、宇宙や飛行への情熱と、性別に対する偏見に立ち向かった、鋼のように強い意志を持つパイロットについての話です。ブルーオリジンの宇宙飛行により、82歳で彼女はついに長年の夢を叶えました。

国籍: アメリカ

殿堂入り: 2024年

特筆すべき記録:

  • 宇宙に到達した最年長の女性|Oldest person in space (female)

ICONに選ばれた理由...

1939年生まれのファンクさんは、幼い頃から宇宙飛行に憧れていました。

米国で最も優れたパイロット養成プログラムを持つことで有名な、オクラホマ州立大学を優秀な成績で卒業した後、マーキュリー13計画に参加し、そこでも並外れた操縦技術を証明しました。

しかし彼女の優秀な成績も、才能も、ジェンダーへの社会的固定観念の前では手足が出ませんでした。

1960年代当時、女性が宇宙飛行士になることは考えられず、彼女の宇宙飛行士への申請は、性別の壁により何度も拒否されました。当時はNASAの宇宙飛行プログラムも、男性しか受けることができなかったのです。

ですが、性差別に直面しながらもファンクさんが夢を諦めることはありませんでした。飛行教官として、確実にキャリアを築いていったのです。

そしてついに2021年、彼女は生涯の夢を叶えることになりました。ジェフ・ベゾスの「ブルーオリジン NS-16」プログラムを通し、ファンクさんは82歳169日で、やっと宇宙へと飛び立ち、そして宇宙に到達した最年長の女性となったのです。

ウォーリー・ファンクさん

いつか私はあそこへ行きます。死ぬまで飛び続けます

- ウォーリー・ファンクさん

ハイライト

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