

歌手のジャーメイン・ジャクソンさんが先週、スイスのバーゼルで宝石を用いて新たな挑戦に挑みました。16,033個という驚くべき数のジュエリーを一つのギターに装飾して、この眩しいほどの輝きを放つ楽器の演奏を大衆の前で披露しました。
その結果、見事に「最も多くの装飾を施されたギター Most jewels on a guitar 」としてギネス世界記録に認定されたのです。このFender American Deluxe Jazz Bassと呼ばれるベースギターは、香港にあるアーロン・シャム宝石店によって、トパーズ、黄水晶、ロードライト、そしてキュービックジルコニアなど多種多様な宝石を装飾されました。
ジャクソン5のメンバーであったジャーメイン・ジャクソンは、ギネス世界記録の基準に則って、宝石をたくさん装飾してもギターの音質に影響を与えないということを示すために、ジャクソン自身もデザインに加わったこの派手な楽器を使って、彼のヒットソングである「Let’s Get Serious」を演奏しました。
ギネス世界記録に認定されたギター、その価値、日本円で2億円以上
そして、ギネス世界記録の公式認定員からは、彼ら、ジェーメインそして宝石メーカーの今回の功績を称えるために、認定証が渡されたのでした。
この記録は、アーロン・シャムが同じイベントで「最も価値のあるギター Most valuable guitar 」というギネス世界記録を残したちょうど1年後に成し遂げられました。その価値は推定200万ドル、日本円にして2億円以上に及び、「Eden of Coronet(王冠の楽園)」の異名を有します。その本体中には11,441ピースものダイヤモンド(計401.15カラット)や18kホワイトゴールド(1.635kg; 57.67オンス)がちりばめられており、まさにギター中の頂点にあたる存在と言えましょう。