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竹馬を使った記録挑戦

 
愛知県岡崎市にある岡崎市立六ツ美中部小学校において、新しいギネス世界記録が達成されました。記録タイトルは、「24時間以内に竹馬リレーに参加した最多人数|The most participants in a relay on stilts in 24 hours」というものです。
 
同記録の内容は、ひとりの走者が竹馬に乗り100メートルを駆けた後、次の走者に竹馬を託し、今度はその走者が100mを走るというもので、まさに「竹馬リレー(a relay on stilts)」をできるだけ多くの人で走りつないでゆくというものになります。
 
 

挑戦心を育みながら

 
この記録の難しさは、挑戦に参加する人に「竹馬で100メートルを走る(歩く)」能力が求められることでしょう。もちろん、いきなり挑戦して100メートルを走り切れてしまう人もいるのでしょうが、実際の挑戦では、老若男女様々な人が参加するため、当然ながら事前練習が必要となるはずです。
 
必然的にこの記録に挑戦する多くの場合、その練習するプロセスも含めて、挑戦者全員が(ときにはチームとして)どう成長して、どう挑戦していくか? が大きなテーマとなることが想像できます。
 
 

竹馬と共に歩んできた地域?

 
今回のケースにおいて、「竹馬」ということを柱に選ばれたのは、六ツ美中部小学校で竹馬大会が約50年間行われてきたという背景があってのことです。(つまり、1960年代後半から、竹馬大会が行われてきているわけですね。)こうした背景があることから、この地域には竹馬に乗れる人が多くいるのです。
 
そして彼らがこの記録挑戦でテーマとしていたのは、「学区民の結束が図られ、地域を愛する心を育み、地域力が高められるとともに"六ツ美中部=竹馬"として新世紀岡崎の新たなブランドの一つとして世界に発信したい」というものでした。
 
挑戦の当日、朝5時にスタートした竹馬リレーは、この日の悪天候にも関わらずひとつひとつ丁寧に進められて、すっかりと夜の時間帯になった夜7時半頃までには、なんと329人もの参加者が完走することになったのでした。
 
公式認定員として認定を行った舞マクミランによれば、「参加者バランス感覚が、本当に素晴らしい認定だった」とのこと。愛知県岡崎市六ツ美中部小学校の学区の皆さん、そして挑戦者の皆さん、ギネス世界記録への認定、おめでとうございました!!  
 
これをキッカケにた「竹馬」が、そして「新世紀岡崎」が、世界に広がっていくといいですね。
 
 
記録名:24時間以内に竹馬リレーに参加した最多人数|The most participants in a relay on stilts in 24 hours
記録達成:2016年9月18日  
記録保持者:Mutsumi Chuubu Takeuma Project (Japan) 
記録:329 人
 
 
[編集部 スズ ]