2012年4月7日、今年で41回目となる山梨の信玄公祭りが「侍の最大集合記録」1,061人としてギネス世界記録 TMに認定された。1970年より続く信玄公祭りだが、「祭りの中で世界記録が生まれたのは素晴らしい事だ」と今回のギネス世界記録への挑戦を計画した、信玄公祭り実行委員会のメンバーは語った。

ギネスワールドレコーズ公式認定員のショーン・カニーンとアヤ・マクミランは祭り当日、山梨県甲府市にある会場に出向き、大勢の侍(武者)の行列を目前に、正しく挑戦が行われていることを確認し、侍の人数を記録としてカウントした。また、祭りの最後に、参加者の代表として俳優の沢村一樹さんがギネスワールドレコーズ公式認定員より認定証を受け取った。

1,061名もの侍が集まった光景はまさに圧巻であり、戦国時代を思い起こさせるシーンであった。参加者の多くは県内から集まったそうだが、中には一般公募で県外より来た人や、海外からの留学生、地元の議員など、様々な人々がいた。また、祭りには多くの売店が出店されていたが、その中には東日本大震災にて被災した岩手、宮城、福島などの県より集まった人々が、地元の食べ物を紹介するために店を出していた。