1,108ものラクダと人で競われるラクダレースが
モンゴルで開催された理由
2016年1月モンゴルで行われました壮大なラクダ祭りでは、何と1,108人もの参加者がエントリーし、このラクダレースを前代未聞な規模にしました。
モンゴルはフタコブラクダが有名な国でもあります。にも関わらず、近年、フタコブラクダの数が減少しているという傾向を食い止めるための活動の一環として、モンゴルの行政官庁がこのラクダレースを組織したのです。その流れにおいて挑戦されたのが、「世界最大なラクダレース Largest camel race」だったのです。圧巻の光景におけるギネス世界記録。この世界一への認定は、とても意義深いものですね。
ダルンザドガド市にあるトラックは全長15kmを超えており、最も早くゴールに着いたタイムは35分12秒で、レース全体は1時間8分で終わりを迎えました。
ギネス世界記録の認定員であるプラヴィン・パテルもこの歴史を作ったイベントに参加し、彼らの見事な成功を称えて公式認定書を授与しました。そして、この挑戦は、見事、ギネス世界記録へと認定されることになったのです。
このイベントが初めて開催されたのは1997年のことで、それから19年、今日では2日がかりで行われる大イベントへと発展を遂げました。このイベントには2つのラクダレースに加え、ラクダ・ポーロといったようなチームスポーツや、子供たちによる詩吟コンテスト、お絵かき大会およびその他ラクダ関連の活動が含まれます。
過去の15年においてこのラクダ・フェスティバルは、同国の同地域全体で行われており、この国においても、「二峰性ラクダ」の価値が著しく上昇しました。最近行われたこの挑戦は、2011年11月19日の中国の内モンゴル省、阿拉騰敖包町のタムスにて、内モンゴル省地方政府アルシャリーグによって達成されました555人という記録のほぼ倍を記録しております。
- 記録名:Largest camel race
- 記録: 1,108 人
- 記録保持者:The Administrative Office of the Governor of Umnogovi aimagMongolia
- 挑戦日:2016年 1月26日
- 記録のタイプ:ラクダの世界記録(世界一)、砂漠の世界記録(世界一)、モンゴルの世界記録(世界一)