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ギネスワールドレコーズジャパン株式会社(所在地:東京都渋谷区/本社:イギリス、代表取締役:小川エリカ)は2018年9月22日(土)に、株式会社IHI(東京都江東区)が『Largest origami word/折り紙で作った最大の言葉』という記録にて、折り紙総数5033個*1を用いて完成し、ギネス世界記録に認定されたことをご案内いたします。

本記録は折った折り紙で言葉を作成し、その使用個数で競い合う記録挑戦です。折るアイテムは、事前の承認が必要となり、今回折られた折り紙は「メダル」で統一されていました。

本記録挑戦は、株式会社IHI(以下IHIとする)が「社内におけるエンゲージメント」を目的とし、従業員およびその御家族とで挑戦がなされました。

IHIでは、毎年、懇親会のような形での社内イベントが行われており、今年は、「挑戦を通じて従業員の一体感を強める」ことを最大の目的に、ギネス世界記録への挑戦を決められました。イベント会場には、約300名が集まり、また会場に来られなかった従業員の皆様も、折り紙を事前に折って提供したことで仲間として記録挑戦に参加する形となりました。

事前に配布された折り紙を持ち帰り、家族で「メダル」を折ることで多くの従業員が挑戦に関わるなど、これまでに経験のしたことのない、未知のものに対するワクワク感が社内に伝わり、初めに配布された以上のメダルの作成を追加で行うチームもあったとのことです。楽しみながら、協力し合うことで、会社の中で、部門を越えた一体感が芽生えたと、本挑戦を取り仕切った人事部本社人事グループ担当部長の宮田真氏はコメントされました。

近年、日本においては「従業員満足度」や「組織活性化」などのキーワードと共に「職場コミュニケーション」、「社内エンゲージメント」への意識が高まりをみせています。エンゲージメント強化に向けた活動は、ギネス世界記録への挑戦という動きの中においても現われており、企業・団体の記録挑戦への問い合わせ・申請の中で、社内エンゲージメントを目的とした挑戦は、日本国内において昨年比68%増*2と高まりを見せています。

ギネス世界記録は、世界記録の達成を賞賛、登録することに留まらず、世界記録への挑戦を通じて生まれる喜びや記憶に残る一瞬を尊重します。ギネスワールドレコーズは「自身の可能性を追求する人々の刺激となること」をPurpose(存在意義)にしています。

ご参考:「社内エンゲージメント」を目的としたギネス世界記録挑戦一例

順番に跳び箱を跳んだ最多人数/Most people jumping over a vaulting box consecutively
日本企業の株式会社ライト通信は、会社としてのこれからの目標を達成するために、社員とグループ会社の皆で共に「壁を乗り越える」ことを象徴するギネス世界記録への挑戦を行なった。見事101人の参加者が順番に跳び箱を跳んだとして記録達成し、チームビルディングの最後には代表取締役の胴上げも行なわれた。

ドミノ形式でマットレスと倒れた最多人数/ Largest human mattress dominoes
米企業アーロンズが、店舗マネージャー会議にて挑戦し、見事1200名で記録達成。このチームビルディング目的の挑戦に使用されたマットレスは、後にNPO団体を通じて、貧困に苦しむ個人や家族などに寄付された。(動画をご覧いただけます。)

1時間に最も多くバックパックに学用品を詰めた数/ Most backpacks stuffed with school supplies in one hour
英企業レキットベンキーザーが、年次の営業・マーケティング会議にて挑戦し、見事1時間に1512個のバックパックを詰めたとして記録達成。ノートブックや計算機、鉛筆などの学用品詰まったバックパックは、 挑戦後NPO団体を通じて、地元ネバダ州の6つの学校に寄付された。

最も長い折り紙造形物の列/Longest chain of origami sculptures
自動車部品メーカーのコンチネンタルジャパンによる挑戦は、ひとつの試みに全員で参加することで、その絆を全社員に感じてもらいたいという願いから行われた。折り紙の題材には同社のロゴマークである「馬」が選ばれ、挑戦当日以前から多くの社員が馬の折り紙を折る練習を重ねた結果、2855個という記録でギネス世界記録を達成した。

*1  前記録は4151個2018年7月6日東京港区にてPwCあらた有限責任監査法人が達成。
*2  2017年1月-8月/2018年同月のギネスワールドレコーズジャパンへの申請・問い合わせの比較による

ギネス世界記録とは:
ギネスワールドレコーズは、世界記録を収集、認定している組織です。現在データベースにある記録はおよそ5万件。書籍『ギネス世界記録』は英国で1955年に初版が発売されて以来、世界的ベストセラーとして親しまれてきました。記録挑戦の申請は、公式ホームページにて受付しており、ギネス世界記録公式認定員は世界中に赴き、世界記録の認定を行っております。

ギネス世界記録の歴史について:
1951年、アイルランドはウェックスフォード州で狩猟を楽しんでいた当時ギネス醸造所の最高経営責任者だったヒュー・ビーヴァー卿が投げかけたある質問―――「 ヨーロッパで最も速く飛ぶ狩猟鳥はどれか? 」をきっかけに、世界記録を集めた本が誕生いたしました。1955年の出版から始まり、毎年刊行される『ギネス世界記録』はこれまでに累計1億4100万部販売、22言語に翻訳され、100か国以上にて販売されています。

時代の進化と共に世界中にネットワークが張り巡らされた現在では、「自身の可能性を追求する人々の刺激となること」を目的に世界一へ挑む人々を奨励するとともに、世界に表れる「最高峰」の情報を収集する活動を行っており、その情報は書籍のみならず、TV、イベント、ネットなど多くの形で皆様にお届けしています。

テレビ番組は全世界で年間7億5千万人に視聴され、申請受付および最新の情報を提供しているホームページ(英語版)では、年間1990万以上のユニークビジターがおります。挑戦への注目が高まる中、PRマーケティングや、社内エンゲージメント向けのサービスも開始され、世界各地で活用されています。また、商業施設等で開催できる参加型イベント「ギネス世界記録チャレンジLive!」も欧州各国、アメリカ、ドバイ、日本など各国で開催されています。

日本オフィスは2010年に開設され、日本語での申請など世界記録挑戦へのサービスを提供しています。

ギネス世界記録公式ホームページ:http://www.guinnessworldrecords.jp/
ギネス世界記録®は、ギネスワールドレコーズリミテッドの登録商標です。