お菓子界の人気者、カフカくんがギネス世界記録に挑戦してくれました。
カフカくんとは、ロッテから発売されている「ソフトキャンディ・カフカ」の
マスコットキャラクターです。
でも、このカフカくんがギネス世界記録?
一体、どんな記録に挑んだのでしょうか?


本記録は、2013年10月30日に神奈川県相模原市で
ギネス世界記録に認定されました。
その内容は、きっと写真からも察せられるかもしれませんが、
カフカくんがお菓子としての大きさにチャレンジするというものでした。

同記録の記録名は、
「最大のチューイング・キャンディ(Largest Chewy Candy)」
というものです。

どのくらいの重さだったかというと、
この記録で認定された重さは238.25kg。

この体重を言われてもちょっとピンとこないかもしれませんが、
比較対象を出すと、もう少しイメージしやすくなるはずです。

例えば、
相撲取りで横綱の白鳳は、たった155kgです。
大関の琴欧州も、たったの156kgです。
歴代の力士で言えば、
あの超巨漢力士だった曙でさえ233kgです。

彼らさえをも凌駕する
巨体を誇るのが、今回、記録認定を受けた
カフカくんなのです!!


そして、恐るべきことに、
このキャンディは、キャンディであるがゆえに
キャンディでなければならず、
食べることができてしまうのです!!

巨体の上、
食べることもできてしまう!!
これは凄いことですね。

大きくてもかわいらしいカフカくん。
さて、このカフカくん、
どんな風に息を吹き込まれ、
形づくられたのか?

本記事ではその製作模様の写真がありますので、
この様子を覗き見てみたいと思います。

聞いてみると、ロッテさんの工場で生地をつくり、

その後3~4人のプロフェッショナルな造形師が成形をするのだそうです。



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本記録に挑んだのはお菓子メーカーのロッテでして。
この巨大なチューイング・キャンディー、
その形を見れば、一目寮然なのですが、
同社が販売する商品「カフカ」のマスコットキャラクターでもあるカフカくんです。

もちろんこのキャンディー、
食べることができます。
4人ほどで生地をつくり、6人で成形をしていきます。

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細かいところまでつくり込みをしていきます。
さすが造形のプロ! 彼らの目は、やはりホンモノの職人です。

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滑らかなカーブをつくるために丁寧に手を動かしていきます。


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最後は、背中にしっかりシッポを再現。

そして、ようやくの完成です。
世界一への長い道のりは、
つくった人たちには、とても厳しく、とても長いものだったのに違いありません。

さて、ここにできあがったものを測定するためやってきたのは
公式認定員の彩マクミランです。
ガイドラインの段階から、様々な要件を出してきた彼女、
そして、それらのハードルを乗越えるために
果敢に挑んできた挑戦者、お菓子メーカーのロッテ。

険しい道への対策は十分にとられてきているはずなのですが、
実際に認定員を招き、目の当たりにしての認定には、
やはり相当の緊張感が走ったようです。


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認定員の眼差しも真剣そのもの、この仕事ぶりもやはり職人的と言えそうですね…。
しかし、これらの厳しいチェックを乗越えたところに待っていたのは…、


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ギネス世界記録への認定!! でした。
これは、嬉しいはずです!!
世界へと届いたカフカくん、さすがにドシンと構えていますが、
やはり、その顔には笑みを堪えているのが伝わってきます。

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そして、最後は、一部をちぎってパクリ。
うん、確かに、これは、
ソフトキャンディのカフカそのものです。

少し可哀想だけど、やっぱり美味しいです。

きっと、カフカくん、世界一になった喜びと、
そして、人々に幸せを配るという想いで
喜んで食べられてくれたはずです。

ギネス世界記録への認定、
おめでとうございます!! [編集部・鈴木]