食のイベント「食博覧会・大阪」が開催されました。4年に一度開催される大きな食の国内イベントに「食博覧会・大阪」があります( 地域活性、町おこしの試みでもあります)。今年で8回目を数え、毎回、世界の食が一堂に会する同イベントで、2つのギネス世界記録への挑戦が行われました。そのレポートを前編と後編の2回に分けて、紹介します。

前編として紹介したいのは以下の記録です。

最大のティラミス作り教室 ( Largest tiramisu-making lesson )

本記録挑戦を主催するのは、兵庫県西宮市に拠点を構える”アンリ・シャルパンティエ”などの洋菓子ブランドを運営するアッシュ・セー・クレアシオンという会社です。本記録は、ティラミス作り教室への参加人数で競い合う記録。新しい記録となるため、最低条件として設定される標準記録として、250名が定められました。また、その他にも、従来通りの教室でなければいけないということや、決められた食材が用いられなければならないということ、最低でも30分以上のレッスンが続けられなければいけない、などが定められました。

さて、挑戦日当日、本会場は大賑わいです。小さな子どもから、お年寄りまでが参加。皆、運営者から配られたエプロンとコック帽をかぶって、各参加者がひとつずつのティラミスをつくりました。参加者がクリームを泡立てると、会場には甘い香りが充満。子どもたちも一生懸命に参加します。時間が流れ、レッスンが終了すると、結果の発表です。残念ながら、4名ほどの失格者が出てしまいました。しかし記録は286名で、設定された250名を上回っており、ギネス世界記録の達成です。

もちろん、記録達成後は、みんなで一緒にティラミスを口に運びます。美味しいティラミスを食べられて、きっと世界一となった後の甘いものは最高なのでしょうね。

おめでとうございます。

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会場となったのは、「'13食博覧会・大阪」フッピープラザ。

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材料の準備と確認です。

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公式認定員のふたりが、正しい準備がされているかどうか、ひとつひとつ確認してゆきます。

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細かいところにまでチェックが入るので、その度に、説明をしなければなりません。

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さて、いよいよレッスンのはじまりはじまり。


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大人も子供も一緒になってのティラミスづくりは、和気藹々。いい香りが会場に充満します。

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はじめてのお菓子づくりなのでしょうか? 一生懸命にかき混ぜています。

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レッスン終了すると登場するのは、ギネスワールドレコーズジャパンの公式認定員です。さて、結果は?

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ギネス世界記録達成です! 記録数は286人! 会場は大興奮に包まれています。

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遂に世界一の座を獲得です。おめでとうございます。

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もちろんつくったティラミスは、つくった本人たちがパクリッ。世界一を達成したティラミスの味のほどは、きっと絶品のはず。美味しそうですね。