2014年9月7日、
本日、青森市の青い森セントラルパークにて、
「手首をつないだ人の最も長い列 (Longest chain of people clasping wrists)」
というギネス世界記録への挑戦が行われ、
認定をされることになりました。
この挑戦の主催者は、
「手をつなぐ青森市民の会」という組織です。
今回、彼らにはテーマがありました。
その掲げられたテーマが次のものです。

「手をつなぐことによって、
 健常者も障がいのある方も病に苦しむ人も心をひとつにして、
 共に生きている地域と今の時間を大切にし、
 共に感じ、共に理解し合うことを目的とします。」

とても素敵なメッセージですね。
当日、このテーマに共感し、会場に集まったのは、1811人の参加者です。
この挑戦の認定に立ち会ったのは、 公式認定員のマクミラン舞でした。
彼女が合図を出すと、参加者たちは一斉に手首をにぎりました。
記録認定となるためには、60秒以上、手をつないだまま列を崩してはいけません。

そして、結果、60秒以上の時間が流れ、
見事に、ギネス世界記録の達成となったのでした。

参加者の中には、
老若男女がいただけではなく、
発達障害のある子や病気のある人たちもおり、
難しい挑戦にもかかわらず、
壁を乗り越えての世界一へとなったのでした。

快晴となったこの日、
ここに集まった1,811 人は、心をひとつにする挑戦をしたことで
きっと、人生という長い道のりでにおいても活かせる
とても大切なものを発見したに違いありません。

現場に立ち会った公式認定員のマクミラン舞も、
「挑戦前の緊張した面持ちから一転、
 認定発表後の皆さんの笑顔がとても印象的でした。」と語っていました。

本当におめでとうございました。

【 編集部 スズ 】


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緊張の面持ちで、公式認定員の発表を待つ参加者の皆さま。


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ギネス世界記録の認定へと至り、とても満足そうな表情を浮かべています。