日本の技を世界へ発信!
ギネス世界記録® 『匠ニッポン』キャンペーンについて


ギネスワールドレコーズジャパンでは、新たな試みとして、日本の技術力、職人技などを「世界一」の名の下に発信することを応援する『匠ニッポン』の特設サイトをオープンしました。本ページでは、匠に関する様々な事例をご紹介しております。また、挑戦をお考えの方へのお問合せ用の窓口も設置しております。世界に誇るニッポンの技術を知りたい方も、自社や自分の技術で挑戦したい方も、ぜひ、アクセスのうえ、詳細をご覧ください。

『匠ニッポン』プロジェクトとは

『匠ニッポン』とは、日本の技術者、研究者、職人たちのあくなき探究心・挑戦心を刺激し、その力を世界に発信することを応援するギネスワールドレコーズジャパンのプロジェクトです。一部の業界の話題や賞賛に留まらず、世界中の多くの人々へ日本の技を伝えたい。その想いが、私たち、ギネスワールドレコーズの想いです。

該当する挑戦記録は以下のタイプとなります。

1.  ダイレクトアプローチ ― 「速い」、「大きい」、「薄い」、「軽い」などの技術力を競う

「速い」、「大きい」、「薄い」、「軽い」などの技術力を競う 世界で最も「速い」、「大きい」、「薄い」、「軽い」などを作り出す技術や商品の特徴そのもので世界記録に挑戦するタイプ。ギネス世界記録のルールに基づき、世界のトップ企業と比較の上、名実ともに世界一であることを第三者機関によりリサーチ、証明いただく必要があります。

2.  クリエイティブアプローチ ― 技術の素晴らしさを 楽しく、分かりやすく、変化球でクリエイティブに表現する

一般には理解しづらい高い技術力も、アイディアひとつで楽しく分かりやすく伝えることが可能になります。


本内容を対象にしたキャンページ実施中!!


専用メールアドレスにてご質問等の回答(無料)
キャンペーン開始日:2015年11月2日(月)~
専用メールでのお問合せ: jp-takumi☆guinnessworldrecords.com<担当者:伊東>

※ ☆を@に替えて、ご連絡ください。

※ギネス世界記録への申請は、HPより承っております。 コチラよりご確認ください。
※ 本サービスは、ギネス世界記録に認定することをお約束するものではございません。
※ お問合せ後、申請される場合は、有料となります。



◆事例ご紹介

1)「速い」、「大きい」、「薄い」、「軽い」などの技術力を競う

記録名:最小の量産可能なスチール製ボールベアリング(Smallest commercially available steel ball bearing)
記録保持者:ミネベア株式会社
記録数値:外径1.49 mm(2015年8月28日認定)


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超精密部品量産メーカーの技術を証明する為、最も小さいボールベアリングを「量産」という枠の中で作ろうという情熱から生まれた記録。小さくても精度は日本工業規格(JIS)に準拠していなくてはならず、また、量産ができなければ精密部品メーカーとしての使命を果たす事にならない中、相反する課題をひとつずつ解決。ギネス世界記録「最小の量産可能なスチール製ボールベアリング」に認定され、その高い技術力を立証することに成功しました。

記録保持者の声:
「普段目にすることのないベアリングが、こうして世の中に目に見える形で認められ、とても嬉しいです。まだ世の中に市場のないサイズにチャレンジし、現在ではお客様の使用も始まっています。チャレンジに無駄なことはなく、やればできるということを実感します。」(ミネベア株式会社・製作チーム)


2)技術の素晴らしさを 楽しく、分かりやすく、変化球でクリエイティブに表現する

記録名:LEDライトで作った最大のイメージ(Largest image made of LED lights)
記録保持者:丸々もとお氏
記録数値:1,529,103球(2015年6月29日認定)


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アパリゾート上越妙高(新潟県妙高市)の27,133.97 m²の広大な敷地に描かれた二頭の龍。大型アートでも細部の細部にまで気を配る、職人技の象徴が、ギネス世界記録に認定されました。

記録保持者の声:
「僕はイルミネーションを観光と結びつけて仕事にする、世界でも例がない仕事をしています。そこに賞も何も存在しません。しかし、ギネス世界記録に認定され、世界一ということを公的に言えようになることで、特殊で専門性が非常に高い仕事であっても、社会に対して何か伝えることができるようになるわけです。」(夜景プロデューサー・丸々もとお氏)


記録名:最も長いプラスチック製のおもちゃの電車レール(Longest plastic toy train track)
記録保持者:EVOLTA(パナソニック株式会社)
記録数値:5608.44m(2013年12月認定)


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パナソニック株式会社は、記録「最も長い単三型アルカリ乾電池」(Longest lasting AA alkaline battery cell)を2008年から保持(2014年再認定)。2013年にはタカラトミーのプラレール®とタイアップし、アプローチを変えて新たな記録に挑戦。一本の乾電池のみ使用し、世界一の長さのプラレール®を走りきることで、ブランドと性能、そして一番伝えたい、電池が長持ちであるというメッセージを、閉校となる小学校を舞台に卒業生や41人の在校生を巻き込み感動ストーリーと共に発信しました。 ※TOMY 「プラレール」は株式会社タカラトミーの登録商標です。


『匠ニッポン』プロジェクトのコンセプト   

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『匠ニッポン』とは、日本の技術者、研究者、職人たちのあくなき探究心・挑戦心を刺激し、その力を世界に発信することを応援するギネスワールドレコーズジャパンのプロジェクトです。ゼロから創業していまや世界に名を馳せる企業、教育機関での研究成果、さらには町工場で鍛錬された職人技など、日本は実に多様な分野で高い技術力、クラフツマンシップを誇る国です。日本が保持するその技を、その力を、一部の業界のみの話題や賞賛に留まるのではなく、より世界中の多くの人々に共感を持って伝える術として「ギネス世界記録」への挑戦がある、と我々は考えています。
 
ギネス世界記録は、『測定できること、証明できること、標準化できること、更新できること』を4原則に幅広いジャンルの世界記録を登録しています。その技に賭けた思いを、世界記録への挑戦を行うことで、人々を魅了するストーリーへと転換させることができるのでは。そして、それがその技の素晴らしさを世界に広める息吹になるのでは。それが、『匠ニッポン』にかけた我々の願いです。

 
『匠ニッポン』のロゴに込める想い
   
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・「匠」について
ギネス世界記録らしい遊び心を忘れないよう、匠の漢字の「はこがまえ」を図で表現しました。上半分のロボットアームは「テクノロジー」を、下半分の手は「職人を象徴しています。また、人あってこそのテクノロジーであることから、人の手が匠ニッポンを下から支えています。
          
・「NIPPON」について               
ニッポンの匠の技がもっと世界に羽ばたいていってほしいという想いを込め、英語で表記。イメージカラーの金色は、挑戦者の偉業を表しています。NIPPONの「O」の部分にギネス世界記録のロゴを置くことで、ギネス世界記録のプロジェクトであることを伝えたいと思っています。
                  
 
                       
ニッポンの匠を、世界一の匠へ!

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