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広州塔の下で、風船でできた万里の長城が作られ、ギネス世界記録「風船で作った最大のランドマークの彫刻作品|largest balloon sculpture of a landmark」が達成されました。

2024年2月22日に期間限定で立ち上がった新たな景色は、まるで新旧の建築物によるコラボレーションのよう。

使った風船の数は10万個。風船は伝統的な方法でつなぎ合わせているそう。3つの見張り塔と2つの通廊が再現されており、高さは39 mにもおよびます。

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制作には20人のバルーン・アーティストが携わり、完成まで3日かかりました。

広州塔の前に万里の長城の作品を置くことで、2つの異なる時代の建築物を隣り合わせにしました。それだけではなく、広東省に新たな観光スポットを提供しました。

広州塔の会場担当者によると、今回の試みは2024年春節後、初の企画だったそうで、特別な意味合いを持つと言います。

今回の記録挑戦は、中国福利与養服務協会が発案し、21世紀経済報道が企画したもの。万里の長城を守備のシンボルと見立てることが目的でした。

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帯状疱疹の認知拡大週間に合わせて行われた本挑戦は、高齢者などに免疫の"万里の長城"を築くことを促しました。成人の90%が体内に帯状疱疹のウイルスを持っていて、3人の1人が発症すると言われています。

挑戦者たちは、老後の健康により多くの注意が向けられることが今回の挑戦の狙い。健康的な年齢の重ね方を早くから計画し、積極的に帯状疱疹の予防などを行い、老後をより楽しく過ごせるようになることを願っているそうです。

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