本日、ギネスワールドレコーズ®は、
百井盛（ももい さかり）さんを111歳196日で
「存命中の世界最長寿の男性（Oldest person living (male)）」に
認定したことをご報告申し上げます。
ギネスワールドレコーズジャパンの小川エリカが、 公式認定証をお渡ししました。
本記録は、アレクサンダー・イミックさん（アメリカ／ニューヨーク）が
2014年4月24日、111歳124日に亡くなったのを受けて、
調査が開始され、認定されました。
史上最長寿は、フランスのジャンヌ・カルマンさん（122歳164日）で、
史上最長寿の男性は、
1897年4月19日生まれの2013年6月12日に
116歳54日で亡くなられた木村次郎右門さんです。
前記録保持者のアレクサンダーさんと一日違い、
1903年2月5日に福島県相馬郡（現在、南相馬市）でお生まれになった百井さんは、
教員になり、後に、福島および埼玉の高校で校長を務められました。
1928年にタミ子さん(故人)とご結婚され、
５人のお子様をもうけられました。
本記録は、出生記録や在職時の情報をもとに、確認されました。
百井さんは、現在、東京都の病院にお住まいです。
読書がお好きで、とくに漢詩を好まれるとのことです。
タミ子婦人がご存命のころには、旅行もよく行かれ、
日本国内をまわられたそうです。
ご家族はこの記録をお祝いするとともに、
百井さんの静かな生活を見守っております。
証明されている在命中の世界最長寿は、
1898年3月5日生まれの大川ミサヲさん、
116歳168日です。（2014年8月20日今日時点）
『ギネス世界記録』編集長のクレイグ・グレンディは以下のように述べております。
「百井さんは、ライト兄弟が飛行機を初めて飛ばすよりも、
ヘンリー・フォードが初めて自動車を製造販売するよりも、先に生まれました。
1903年時点では、近代オリンピックがまだ２回しか開催されておらず、
アインシュタインの相対性理論もまだ発表されていませんでした。
百井氏の誕生された時代に生まれた数々の出来事が、
今この時まで続く繁栄に繋がっていると
気づかされるのは本当に感慨深いです。
百井氏の素晴らしい長寿をお祝いすることができることは、
我々にとって大変な名誉です。」
ギネスワールドレコーズ
