The-greatest-distance-to-carry-one-egg-team-achieved-by-st-ewe

卵生産会社の「St. Ewe」が、卵を使ったユニークな記録を達成しました。

その記録タイトルは「1週間で卵を運んだ最長距離(チーム)|greatest distance to carry an egg in one week (team)」。挑戦中、卵はコーンウォールの海岸線沿いを横断しました。

St. Eweはコーンウォールを拠点としています。だからその地域を始め、食品・農業・サービス業界に貢献する企画を検討していたのです。

St Ewe employees participate in greatest distance to carry one egg team record

そこで考えたのが「The Great Cornish Egg and Spoon race」。この「卵運びレース」は2つのチームが形成されました。2つのチームは卵をスプーンにのせて、ゴールであるコーンウォール州の西端にある岬「ランズ・エンド」に向けて出発しました。

ちなみにチーム名は「チーム・グレイト・"エッグ"スプローラー」と「チーム・"エッグ"ストリーム」。

St Ewe distance egg record

レースは、コーンウォールの美しい風景や地域のコミュニティの良さを実感しながら行われました。

St Ewe continue their walk across the cornish coastline

両チームはレースの数か月前からウォーキングの練習を始めました。なるべく長い距離を歩いて記録をのばせるよう、挑戦初日にスタート時間は午前5時に設定。St. Eweの本社でしっかり朝ごはんを食べて出発しました。

ウォーキングは毎晩7~9時まで続くことがほとんど。暗闇の中を歩かなくて済むよう、日中に距離を稼げるような計画を立てていたからです。

St Ewe team nears a finish line

海岸線のコースには不安定な天気も予想されます。今回は運よく晴れに恵まれましたが、時には強い風にさらされることもあったそう。

そして忘れてはいけないのはスプーンの上の卵!餌を探すシーガル(カモメ)の脅威に警戒する必要もあったのです。

ちなみに挑戦中に使われたスプーンは、地域で木工師をしているドミニック・ピアースさんが作ったものです。

St Ewe south team at the finish at lands end

最終的にSt. Eweのチームが卵を運び続けた総距離は247.23 km。この企画を通じて、38,000ポンド(約689万円相当)のファンドレイジングをすることに成功しました。

集めたお金はHospitality Actionと、コーンウォール救急ヘリに寄付しました。

St. Eweは、農業・食品・サービス業界が私たちの生活と健康にどう貢献しているか、そしてこれらの業界が直面している課題をより多くの人に知ってもらいたいと考えています。今回のレースとギネス世界記録挑戦を行ったのも、この認知拡大が目的です。

ギネス世界記録達成、おめでとうございます!