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アメリカ、テキサス州在住のアルフレッド・ブラシュケさんが、103歳181日でタンデムジャンプに成功し、ギネス世界記録「タンデムジャンプをした最高齢男性|oldest tandem parachute jump (male)」に認定されました。

アルフレッドさんは、100歳を迎えた2017年、初めてスカイダイビングを経験し、2人の孫が大学を卒業したら、お祝いにもう1度ジャンプをすると誓っていたそうです。 

その誓いから3年後、高度14,000フィートを飛ぶ飛行機から飛び出しました。

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記録挑戦の現場には、家族や友人はもちろん、メディアや州職員までが見にきたそうです。

ジャンプをしてから高度6,000フィートに到達するまでのあいだ、アルフレッドさんはフリーフォール状態。このときの時速は193 km/h もあるとか。 

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アルフレッドさんとタンデムをしたのは、タンデムジャンプのインストラクター、ドン・キャメロンさん。6,000フィートに到達すると、ドンさんはパラシュートを出し、安全に着陸しました。  

約5分のダイビングを終えたアルフレッドさんは、全ては完璧だったと語りました。

「スカイダイビングはもはや安全なスポーツです。統計的に言えば自動販売機からお菓子を出すときの方が危険なのです」 

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アルフレッドさんの孫であるケビンさんは2020年5月にテキサス大学オースティン校を卒業、もう1人の孫、ジェイソンさんは2020年12月にテキサスA&M大学を卒業予定。2人の孫は、おじいちゃんの盛大な「卒業祝い」に興奮したそうです。