Impacta S.A が、南米でギネス世界記録「最大のフライドプランテン｜largest fried plantain」を更新しました。「トストーネ」とも呼ばれたこの料理を使った挑戦は、先住民のエンベラと共に作られ、コミュニティーをつなげる事を目的に行われました。
フライドプランテンは、パナマ等で収穫できるプランテンという果物を潰して2回揚げた料理です。他のラテンアメリカ料理と共に食される事が多いそうです。
完成したフライドプランテンの重さは111.4 kgで、直径は3.5 mにもおよびました。
使われた材料はグリーンバナナ1,200個で、揚げるのに使った油は1,250 L。調理は朝一から始まり、完成は午後までかかったそうです。
挑戦にはエンベラの方々134人が参加。Impacta S.Aのチーム15人およびボランティア60人と共に、挑戦イベントを成功させました。その際、エンベラの方々は料理や観光、リサイクリング、工芸、安全対策、災害対策、廃棄物処理などについて学びました。
見事記録を達成すると、参加した先住民族の方々は大いに喜び、パナマの文化にとって重要な、伝統的音楽やダンスを披露し祝いました。
なお完成したフライドプランテンは、ギネスワールドレコーズのガイドラインに基づき、参加者などに配られました。その際、シェフのアロンソ・ガルシアさんが作った、先住民が使う材料にインスピレーションを受けたバナナ・ソースが一緒に配られました。
Impactaのプロジェクトマネージャー兼ディレクターのサブリナ・ナイマークさんはThe project manager and director of Impacta, Sabrina Naimark, declared:
この挑戦を通じて、世界食料デーを記念する事ができ、パナマの伝統的な食にスポットライトを当てる事ができました。また先住民のコミュニティーが慣習や伝統を披露する事ができ、地域の観光分野に刺激を与えました。1つの目的のために1つになって、全国が人的価値を感じるきっかけを作れたと思います。行動が全てを変えます。今回の挑戦を通じて、それをパナマ国内のみならず、世界に示す事ができました。
