Wide and closeup split image of Suchetha Satish while singing

インドの Suchetha Satish さんは、地球温暖化問題を深刻に思っている人の1人。その強い想いを「万国共通の言語」である音楽にのせて届けました。

このコンサートにおいて、ギネス世界記録「コンサートで歌った言語の最多数|most languages sung in a concert」を達成しました。

@gwrarabic

أكثر عدد لغات خلال غناء في حفل موسيقي ⭐ 140 لغة من قبل سوشيتا ساتيش

♬ original sound - Guinness World Records Arabic

この記録を達成するために、 Suchetha さんは9時間演奏を続けました。ちなみに彼女は2021年に同じ記録を達成していて、そのときは120か国語でのコンサートをしました。 

Suchetha holding a mic as she performs in a concert

その後、同じくインドの Manjushree Vasant Oak さんが、121か国語の演奏に成功し、記録を更新していました。

記録を達成するには、1曲の長さは最低2分である必要があります。そして、1時間ごとに5分の休憩が認められています。

Suchetha さんが特に思い入れのあった言語はブータン語。最近ブータンに行ったことが理由でした。その他にも、ヒンズー教の書物に出てくる「Vasudhaiva Kutumbakam」というフレーズもあえて引用したそう。「世界は1つの家族」という意味が込められていると、Suchetha さんは言います。

Suchetha holding her GWR certificate in the Dubai office

「世界は国境で分けられていますが、音楽はそれを越える力があるし、それをモットーにして生きています」

ギネス世界記録の挑戦は、グローバルな挑戦です。世界各国からメディアが集まって、私の挑戦を取材します。温暖化を防ぐという私の訴えが世界のコミュニティに届いて、また他の表現者が脱温暖化のムーブメントをつなげていってほしいと思います。そうすれば世界がより良い場所になるでしょう。